しあわせを呼ぶ魔法のことば
よりよい人間関係と、しあわせを呼ぶ話し方のコツとマナーについてご紹介しています。
2009'11.15 (Sun)
第一印象の重要性とメラビアンの法則

第一印象の法則として知られる、人間関係に重要な意味を持つメラビアンの法則をご存知ですか?
メラビアンの法則とは、アメリカの心理学者アルバート・メラビアンが発見した意思伝達と第一印象の重要性に関わる法則のことで、人間の意思伝達の効果について実験を行ったところ、次のような、意外な結果が得られました。
まずは、その実験結果を見てみましょう。
アメリカの心理学者アルバート・メラビアンの実験に基づく意思伝達の効果。
言葉 … 7%(言葉そのものの意味や話の内容)
声 … 38%(声の大きさや高さ、強弱、話すスピード、イントネーション)
外見 … 55%(表情、動作、立ち振る舞い、しぐさ、服装、メイク)
私たちは人の話や意見を聞くとき、その話の内容や言葉そのものに重きを置いているかのように考えていますが、心理学者アルバート・メラビアンの実験結には、実際には話す声や表情、立ち居振る舞いやしぐさ服装といった、見た目の印象や、第一印象で伝わり方が大きく違うということがはっきりと現れています。
”人を見た目で判断してはいけない”というのは真実です。”人は見かけによらない”というのも真実です。
けれど、私たちは多くの場合、見かけ、つまり、第一印象で人を判断してしまいます。見た目で人を判断することが正しいか正しくないかということは別にして、自分の気持ちや考えをきちんと伝えるためには、この外見や、第一印象の重要性を上手に活用することはとても大切なことです。
もちろん、、心理学者アルバート・メラビアンはアメリカの学者ですし、この実験も主にアメリカ人を対象にして行われていますから、ご紹介した数値がそのまま私たち日本人に当てはめられるとは限りません。けれど、出てくる数字に多少の違いはあっても、全体の傾向は変わらないことでしょう。
いずれにしても、私たちは相手の考えや意見を聞くとき、無意識のうちに外見から受ける印象や第一印象に基づいて、話の内容を真剣に聞くかどうかを判断していることは確かです。
言い換えれば、まず外見で相手に良い印象を与えれば、相手は話の内容に耳を傾ける気持ちにも、もっと話をしてみたいという気持ちになり、よりスムーズに話の内容や考えを伝えることができるようになります。
では、どうすればより良い第一印象を与えることができるのでしょうか?
その答えは、すでにあなた自信が知っています。あなたが人の話を聞くときに、その人から受ける印象を思い浮かべてみてください。
小さな声で、おずおずと自信なさそうに話す人の言葉や話の内容に、”もっと話が聞きたい”と感じるでしょうか? その話の内容を重要だと感じるでしょうか? そして、強く印象に残るでしょうか?
逆に、表情豊かに、明るくはきはきと、時には声のトーンや話すスピード、身振り手振りを交えながら、堂々と自信を持って話す人の話に強く惹かれるのではないでしょうか? 後になっても、強く印象に残っているのではないでしょうか?
また身につけているものや、服装や身なりも良い印象与えるためにはとても重要です。それは、単に高級な洋服を身につけていれば良い、というわけではありません。
人によって好みもあることですから、ファッションの一部として奇抜な服装や身なりがあってもいいと思いますが、その動作や立ち居振る舞いも含めた外見を、相手が見たらどう感じるか、どういった印象を受けるかということによって、自分の考えや意志の伝わり方に大きな違いが出てしまうことに気づくことはとても重要です。

私たちの人間関係は、話す言葉だけで作り上げられるものではありません。むしろ言葉以外のコミュニケーションがその大部分を占めていて、人間関係のおよそ95%は言葉以外の部分で形作られているとも言われています。(表情や身振り手振り、立ち居振る舞い、服装などを含めた言葉以外のコミュニケーションをノンバーバルコミュニケーションといいます)
私たちの人間関係の多くは、言葉以外の見た目の印象が大きく関わっているのです。
人間関係がうまくいかない、自分の気持ちがうまく相手に伝わらないと感じている方は、自分の気持ちを伝えるときに、言葉だけに頼っていませんか?
もし、人間関係に悩みを抱えていっらっしゃるようなら、話す言葉だけでなく、相手に与える自分の印象、初対面の人に与える自分の第一印象について考えてみてはいかがでしょうか。
メラビアンの法則について
メラビアンの法則そのものは、矛盾したメッセージ受けとったときの、その受け止め方について、メッセージを発した人物の行動がどのように影響するのか、ということについての実験した結果をベースにした法則で、必ずしも”見た目や話し方が重要である”ということのみを直接的に結論づけているわけではありませんし、心理学者アルバート・メラビアン自身もそれを意図していたわけではありません。
けれど、人とのより良いコミニュケーションを図る上で、外見的な部分が、情報の受け止め方の重要な要素となっていることを、その実験結果から知ることができます。
ちなみにメラビアンの法則は、先にご紹介した数値結果から、”7-38-55のルール”、あるいは”言語情報=Verbal」”、”聴覚情報=Vocal”、”視覚情報=Visual”の頭文字から”3Vの法則”ともいわれています。
テーマ : モノの見方、考え方。 - ジャンル : 心と身体




