しあわせを呼ぶ魔法のことば
よりよい人間関係と、しあわせを呼ぶ話し方のコツとマナーについてご紹介しています。
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2012'04.12 (Thu)
ひとりぼっちのような気がするとき

たとえば、何人かのグループのひとりでありながら、自分だけいつも浮いているような気がするとか、
自分だけ誘ってもらえない、とか。
そんな自分に気がつくと、”ひょっとして私、嫌われているのかな……”。そんな風に思えてしまうことがあります。だからといって、あからさまに、冷たくされたわけでもなく、ふだんはちゃんと普通に話しかけてもくれる。
でも、やっぱり、グループの中での自分の立ち位置というのかな、存在感が曖昧で、いつもみんなの話を聞きながら、笑っているだけになってしまったり。
自分はみんなから、どう思われているのだろう。どんなふうに見えているのだろう。そんなことをずっと考えていたことがありました。
みんなのなかで、じぶんだけがひとりぼっちのような気がしていました。
そんな気持ちが辛くて、どうにかしたくて、ずいぶんいろいろ考えているうちに、私はあることに気がつきました。ほんとに何の前触れもなく、心にぽんと浮かんだ考え。
”私は、誰とどんなふうに仲良くなりたいのだろう?”
私は知らず知らずのうちに、グループ全体を相手に”もっと仲良く親密な関係を持ちたい”と考えていたようです。
もちろん、グループのそれぞれの人と仲良くなりたいと思うことはごく自然なことなのでしょうけれど、それは”グループ全体”を相手にするということとは違うような気がしたのです。

私は、自分から誰かを誘って遊ぶとか、どこかに出かけると言うことをほとんどしない人間でした。相手の時間を奪ってしまうような気がして、なんとなく遠慮してしまうのです。
そんな私だから、ひょっとしたらグループのみんなも、私に気を使っていたのかもしれません。むしろ、私のそうした態度が、”まわりのみんなに気を使わせていた”のかもしれません。優しさの形は人それぞれ。私を誘わないのは、そうした私への気遣いだったのかもしれません。
それからしばらくして、私は、グループのなかで、自分がいちばん話しやすい、一緒にいてなんとなく落ち着ける人を時々誘ってみることにしました。そして、自分のことをいろいろと聞いてもらったり、話を聞いたりしてわかったことがあります。
”七葉はね、いつもみんなに気を遣ってばかりいるでしょ。だから、みんなも七葉にまだ馴染めないでいるところがあるのよ、嫌いなわけじゃなくてね”
その人は、そう教えてくれました。”もっと、自分の言いたいこと、言っていいんだよ、友達なんだから、みんなそんな七葉を待ってるんだよ”って。
”私は、ひとりぼっちなんかじゃ、なかったんだ……”
ひとりぼっちのように感じていたのは、知らず知らずのうちに自分で壁を作ってしまっていたからなのかもしれない。”遠慮”と言う壁を作っていたのかもしれない。
もし、私と同じようなことで悩んでいる人がいたら、誰でもいいから、まずひとりの人と仲良くなるようにしたらどうかな。”グループみんな”ではなくて。
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